1.1 マシンの性能を見極める
メモリ容量についてはある程度増設が可能なため、容最が少なくても増設で対応できる場合もある。61ビット版の2GBのメモリを標準装備したPCは意外と新しいが、足りない場介は増設を検討したほうがよいだろう。後述するが、搭載しているチップセットやパソコンの機種によって、メモリ増設に制限がある。あまり古いものだと仕様的に1GBや2GBへの増設が不可能な場合がある。
そして、
Windows 8.1に対応しているのかどうか最もわかりにくいのが、グラフィックスである。WDDMドライバーのあるグラフィックスといえば?インテルのチップセット内蔵グラフィックスではインテル945(世代以降、独立タイプグラフィックスではさらに少し前の世代でも対応となるが、なかなか判別が難しい。インテル915チップセットは2005年に登場し、その翌年以降のPCならインテル915を搭載している可能性があるため、その年代くらいのPCが対応/未対応の分かれ口になる。
グラフィックス対応/未対応の別の見分け方としては、WDDMドライバーはWindows Vista 以降で採用されているという点である。「Windows Vistaに対応していればWindows 8.1に対応している」とすぐに判断できるわけではないが、ウィンドウが3Dで切り替えられる「Windowsフリップ3D」に対応していれば、WDDMドライバーに対応していると考えてもよいだろう。
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